師匠との再会
2016.06.03
先日、私の恩師である新津先生と会いしました。新津先生は札幌医科大学第四内科の前教授で、北海道では公私ともにお世話になっていました。別府で開かれていた日本がん分子標的治療学会に参加されるとの連絡を頂き、一緒に食事することとしました。
近況報告にはじまり、家族のこと、仕事のことから昔話にいたるまでとても盛り上がりました。目標や夢を持つこと、社会に貢献すること、そのために努力することなど、新津先生から教わったことを色々と思い出しました。大学を定年退職後も職場を変え、まだまだ現役でご活躍のご様子。私も刺激を受ける良い機会となりました。
2016.06.03 13:45 | 固定リンク | 随想
おおいた糖尿病相談医研修会
2016.05.14
おおいた糖尿病相談医研修会に参加してきました。糖尿病専門医と地域のかかりつけ医の連携を推進する目的で、大分県がはじめた会です土曜日の診療が終わってから、午後7時まで勉強してきました。糖尿病の話5時間も続けて聴くのは初めてでしたので、さすがに疲れました。でも糖尿病を専門にしている先生方の経験を共有でき、とても勉強になりました!今後の診療に役立てていきたいと思います。
2016.05.14 20:00 | 固定リンク | 随想
地震
2016.04.19
4月14日以降、揺れが繰り返していますが皆様ご無事でしょうか。
先月14日に坂ノ市圏 地域ネットワーク会議に参加してきました。そこで大分県災害ボランティアコーディネーターの西郷彰英さんから防災について色々と教えていただきました。その内容を一部、紹介したいと思います。


(1) 避難時の注意事項
・ 非常時に避難する際は、せめて1日分の飲料水などをもって逃げましょう。
・ 地震で避難するときは家のメインブレーカーを切りましょう。
・ 大雨のとき増水していたら、棒や杖で足元を確認しながら避難しましょう。
・ 避難持ち出し品はリュックにつめ両手が使えるようにしておきましょう。
・ 必ず靴をはいて避難しましょう。
・ 避難は、なるべく早く慌てずに落ち着いて。



(2) 被災教訓
・ 1−3−6
1分以上大きく揺れたら津波が来るかもしれません
3階立て以上の建物へ
6時間は避難する



(3) 避難持ち出し品の参考リスト
飲料水(1日2L、夏場は3Lを目安に)
乾パン、ビスケット
ご飯パック
チョコレート
カップラーメン
缶詰(缶切り不要タイプ)
タオル
懐中電灯
LEDランタン
ライター
印鑑、通帳、現金
応急手当てセット(カットバン、綿棒、傷薬など)
持病の薬
入れ歯
ポータブルラジオ


その他、東日本大震災の際には感染症で苦労したと聞いています。上記のほか、手指衛生用のウェットティッシュや消毒用アルコールがあれば便利かもしれません。また、体温が下がると感染に弱くなります。暖がとれるようなブランケットも重宝するでしょう。

幸い当院に大きな被害はなく通常診療を続けております。皆様、お薬を切らさないようにご注意ください。
最後になりましたが、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。また、1日も早く平穏な日々が戻ることを祈念しております。
2016.04.19 10:40 | 固定リンク | 随想
なでしこJAPAN
2016.03.10
皆様、今日は。

リオデジャネイロオリンピック女子サッカー予選、テレビで応援していましたが残念な結果に終わってしまいました。試合後の選手たちの表情から悔しさが伝わってきました。なぜか2011年ドイツW杯での勇姿や、W杯の試合後に世界中からの支援に謝意を表していた彼女たちの姿が思い出されました。勝っても負けても彼女たちは私たちの代表なのですよね。
明日で東日本大震災から5年です。被災された皆様に心よりのお見舞いと、1日も早い復興を祈念申し上げます。
景晶

2016.03.10 16:49 | 固定リンク | 随想
方言
2016.01.21
先日は細雪が舞っていました。寒い日々が続いていますが、皆様お変わりありませんでしょうか。大分の冬をはじめて経験するのですが、ここまで冷え込むとは想像していませんでした。昨年までは北海道に住んでいたので寒さには慣れているはずなのですが….
今日は、北海道の病院でよく耳にした方言をいくつか紹介したいと思います。


1.「こわい」
内科医の私はよく耳にしました。「疲れる」の意味です。全身倦怠感を訴える際に、「体がこわい」というように使われます。何かを恐れているわけではありません。


2.「やむ」
「痛い」の意味です。「先生、最近腹がやんでさー、飯も食えねぇ。」と、お酒好きの漁師さんによく言われました。「頭やみがします。」など、若い女性も一般に使用します。


3.「いずい」
「目がいずいんです。」この意味わかりますか?北海道方言辞書には、「気持ちが落ち着かない」、「不愉快である」と記載されています。漢字では「居辛い」と書くそうです。


4.「にやにやする」
決して可笑しいわけではありません。標準語にするのが難しいのですが、強いて訳すなら「違和感」、英語ではdiscomfortでしょうか。


5.「あずましくない」
北海道以外では全く通じませんよね。実はこれ、年配の方がよく使われる方言で、「居心地がよくない」、「気分が落ち着かない」の意味です。例えば、ゴムがのびた下着をはいてしまった時に、「このパンツあずましくねぇ」という使い方です。患者さんの「なんかあずましくねぇ」は、「自分ではどこが悪いのか伝えられませんが、何か落ち着きません。どこか悪いのでしょうか?」というニュアンスです。


「よだきい」や「喉の奥がはじかいい」など、大分にも独自の表現がありますね。これからも色々覚えていきたいと思っています。

景晶

2016.01.21 09:07 | 固定リンク | 随想

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